節電効果で値下がり?

スーパーや百貨店で野菜の店頭価格が値下がりしているそうです。トマト、キュウリ、ナスなどが豊作だったたのが主な理由ですが、野菜の売れ行き自体が鈍っているといいます。一つには、節電でエアコン設定温度を高めた暑い台所などでの調理を敬遠していることも背景にあると見られています。

ある食品スーパーでは11、12日、系列店舗でキャベツ1玉を昨年同時期の半値の98円で販売。ナスは4割、キュウリは3割、トマトは2割程度安くなっています。その他関西地盤の別の中堅スーパーもジャガイモの価格を約1割引き下げています。

百貨店の地下食品売り場でも同様に野菜の値段が下がっています。高島屋大阪店(大阪市中央区)では枝豆やトウモロコシ、ゴーヤなどが約1割安く、京阪百貨店守口店(大阪府守口市)も夏野菜や葉物野菜を軒並み値下げしたと言う事です。

豊作に加え、7月中旬以降、「売れ行きが急激に鈍った」ためといいます。野菜だけでなく、豚肉や鶏肉も同時期に売れ行きが鈍って100グラムあたり10~20円値下がりしており、中堅のスーパーでも「家の中が暑くなるので火を使う調理が敬遠されているのではないか」と分析しています。

こうした傾向を裏付けるように、7月下旬の焼き餃子の売上高が昨年同期比で約20%増、串カツ類が約5%増、天ぷらや鶏から揚げなどの総菜の売り上げが好調だという事です。
たしかにこの猛暑、火を使って自分で調理する気にはならないのも無理ありません。それに、食欲自体が落ちているというのもあるかもしれません。