東京大学で、研究倫理行動計画案

 国の補助金を受けた研究事業を巡る詐欺事件や、論文データの改ざん事案が発生したことを受けて、東京大学は研究倫理行動計画案をまとめました。それによると、研究不正の監視・調査を行う「研究倫理室(仮称)」の設置や、論文を比較する事で盗用を発見するコンピューターソフトの導入などが盛り込まれているそうです。

 東京大学では不正防止をうたった学内の行動規範が守られず、厚労省から補助金を受けた事業で架空の業務を発注するなどして、教授が同大や岡山大から計約2180万円をだまし取った疑いで東京地検特捜部に逮捕。また別の元教授が、データの改竄や捏造があるとして、論文の撤回を東大側から求めらるなどの事案が発生。8日には厚生労働省と文部科学省が、研究不正が起きた原因や再発防止策を聞き取る実地調査を行うと発表していました。

 大学の教授だから立派な人間かというと、決してそうではないことはこれまで何度も証明されています。経費の水増しで私腹を肥やす、とか、良く聞く話ですが、東京大学の教授も例外ではないと言う事です。

東大「秋入学に全面移行」案

清水孝雄副学長を座長とし、入学時期のあり方を検討してきた東京大学のワーキンググループは、従来の4月入学を全廃し、海外で主流である秋入学への全面移行を求める素案を中間報告としてまとめました。

中間報告は、留学生の受け入れや送り出しの人数が海外有力大学に劣ることや、春学期(4~9月)の途中に夏休みが挟まることなどを、4月入学のデメリットとして指摘した上で、秋入学に移行することで留学の機会が「確実に広がる」としています。また4月入学と秋入学の両方を実施する複線化は、「コスト面で困難」として全面移行を求めています。

国際的な大学間の競争に対応し、学生の海外留学を促すことなどを理由に挙げているそうですけど、出来ますかね?、東大だけで。しかも、高校までは4月入学のままなので、入試は従来通り。このため、入試で合格してから入学するまでに半年間の間隔(ギャップターム)が生まれる事も問題です。この期間の使い方として、研究や勤労体験、ボランティア、国際交流など13項目を例示していますが、うまく機能するかどうか。