県警に不眠などの惨事ストレス

岩手県警が東日本大震災後、職員の不眠などを引き起こす”惨事ストレス”について調べたところ、1割が専門医の診察を必要とする重症だった事が判明しました。特に捜索にあたった沿岸部の警察官に目立ち、専門家は心のケアの必要性を指摘しています。

この結果は、同時期に岩手県警の専門医がチェックシートを作り、昨年4月に当時の全職員2612人に配布し、2462人の回答を得たものです。それによると「睡眠中に目が覚める」「怒りっぽくなっている」など32項目に5段階で回答してもった結果、237人が直ちに診察が必要な「重症な惨事ストレス」と判定されたと言う事です。このうち内陸勤務は185人(回答2132人)、沿岸勤務は52人(同330人)で、沿岸勤務の割合が1.8倍との結果が出ました。
昨年9月の第2回調査では、回答した2492人のうち重症は87人で、近く3回目の調査をする予定で、菊池晃光・県警厚生課長は「職員の心を中長期的に見守りケアしていきたい」と話しています。

”目の前で人が波にのまれた。光景が浮かんでくる”、”失った同僚が夢に出る”、これは不眠になるのも無理ありません。しっかりケアしてあげて欲しいものです。